先日このようなツイートをしました。
人間は考える葦である✨
これまでのパターンが通用しないからこそ、ひとつに執着することなく、直感に従って挑戦して得れる気付きは財産になるのだろうな🤔✨
さぁ、Let‘s 行動‼️https://t.co/pUBAkI0Ip4#今日の積み上げ#朝活#1日10分活動#習慣化#サラリーマン#96日目 pic.twitter.com/hlOkPJcIUE
— salarymansoldier (@salarmansoldier) July 18, 2021
今回は「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」について、私が重要だと思うことをざっくり要約して解説します。
果たしてあと何年くらい生きれるのだろうか?
ふとこういう疑問を持ったことはないでしょうか?
仕事をしているとき、子供と一緒に遊んでいるとき、これからの人生を考えてしまうときがあります。
今回紹介する「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」はこの疑問に対して参考になる本だと思います。
このような方の参考になれば幸いです。
Contents
「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」の要約
100歳まで生きる時代がそこまで来ている
病気の早期発見、治療と処置の改善、禁煙などの啓蒙活動の強化により、健康水準が向上しているため、2007年生まれの先進国の子供は100歳以上、日本においては50%の確率で107歳まで生きると予想されています。
しかも、今後も平均寿命は伸びていくと見立てられています。
人生のステージが流動化(教育・仕事・引退モデルの崩壊)/これまでの常識が通用しなくなる
これまでは、”教育”、”仕事”、”引退”といつ3ステージに分けれ、期間も決まっていました。
幼少から大学生までに学び、一企業に約40年勤め上げて、60〜65歳で引退し退職金と年金で余生を過ごす。
これがサラリーマンの一般的なモデルケースでした。
しかし、先述したとおり、100歳以上生きることが当たり前になってくる時代になるため、寿命、終身雇用などの前提条件が異なりこれまでのモデルケースの通用しなくなってきます。
これからどうなると想定されるのか、教育、仕事という観点から見ていきます。
まず教育について。
これまでの私たち祖父・親世代の時代の特徴として、大学まで卒業していれば、改めて本格的な「教育」というステージを設けなくても、毎朝新聞の情報収集だけでも定年まで知識に困ることはありませんでした。実体験としては、よく親に新聞を読みなさいと言われていたなと思います。
しかし、これからの時代は以下の特徴があります。
・インターネットの発達により情報の流通量が多い
・健康寿命が格段に伸びている
・そんななか受領できる年金は少なくなっている
高年齢者雇用安定法が設定されているように70歳近く、もしくはそれ以上まで働く可能性が高いと言わざる得ません。そのような中、大学生まで習った教育、知識で退職まで乗り切ることはあまり現実的ではありません。マーケティング、英語、プログラミングなど状況に応じて学びなおすステージが必要になってきます。
次に仕事について。
健康寿命が伸びることによって働く期間が祖父・親世代と異なり、長く働くことになります。
つまり、60〜65歳がゴールではなくなるのです。
ずっと働き続けるの!?
ただでさえ目の前の仕事に飽き飽きする時があるのに長すぎるよ・・・・
というのが率直な感想です。
そのような環境に対して、本書では”教育”、”仕事”、”引退”というこれまでの3ステージは崩れ、流動的にステージが変わるマルチステージが到来すると言及しています。
例えば、
Aさんは「教育→教育→仕事→引退」
Bさんは「教育→仕事→教育→仕事→引退」
Cさんは「教育→仕事→引退→教育→仕事→引退」
など人によってステージが様々になってきます。だからこそ、生きるための準備が重要となってきます。
100年時代を生きる準備〜有形資産ではなく、無形資産も大事にすべき〜
では具体的に100年時代を生きる準備とはなにか?
本書に必要と言及されていることは以下の通りです。
・無形資産形成
正解の道がないからこそ、自分の強みと好みを理解した上でありうる自己像(=未来に自分がどのような人間になる可能性があり、どのような行動をとる可能性があるのかを表現すること)が重要になって来ます。
そして、ありうる自己像を実現させるためには、有形資産(土地や現金など)に加えて無形資産を蓄えることが重要になってきます。
自己理解•ありうる自己像を築き上げること
自己理解・ありうる自己像を築き上げるには、『るつぼ』を経験することが大切であると本書には書かれています。
具体的には実際に人々と顔を合わせて理屈抜きの感情レベルの経験をすること。
そうすることで段々と自分の強みであったり好みが見えてくるとのこと。
この点についてはすぐに腹落ちしました。
実際の仕事においても実際に経験をすることにおいて、ポイントが見えてきたり、自分の向き不向きを体感することができるので、理屈ではなく、実際の経験が本質を理解するには一番の近道なのだなと感じています。
無形資産形成
本書では、無形資産は3つあると述べられています。
②活力資産:心身の健康を維持するために必要な資産 (健康や良好な家族•友人関係など)
③変身資産:変化に柔軟に向き合うために必要な資産 (変化に応じて自分を変えていく力)
これらの中でも変質資産を築くことが大切であると言われています。
なぜなら、沢山のことを経験する度にありうる自己像が更新され、正解の道がないからこそ、それらの経験が自分を形成するアイデンティティとなり道標となるからです。
最後に
本書を読んで思い浮かんだ言葉があります。
有名なダーヴィンの進化論です。
これからの時代はこれまでの前例が崩れてきているので、学び続け自分を変化・適用させることが本当に重要であると強く感じました。
サラリーマンは企業の業績が好調であれば収入が安定しているという面では非常に優れていますが、その一方で経営側から転勤と言われれば転勤せざる得ず、更には業績不振に陥れば場合によってはリストラされることもあり、自分の意思とは関係ない外的要因に運命を左右される感が否めません。
正直自分はそのような状況は嫌です笑
なので、これからも自分の置かれている環境に対して敏感になりながら、投資や副業などを通じて学び続けて、自分の強みと好みを理解した上でありうる自己像(=未来に自分がどのような人間になる可能性があり、どのような行動をとる可能性があるのかを表現すること)を更新、実現にむけた行動を続けて行きたいと思います。
今回はLIFE SHIFT 100年時代の人生戦略を解説しました。
上述した以外にも本書においては100年時代に役立つ考え方が書かれていますので、ぜひ一読されることを強くおすすめします!
ではまた!
”歩いた道こそ武勇伝”
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