私は以下目的で投資を実践しています。
目的 | 手段 | comment | |
資産最大化 | インデックス投資 | つみたてNISA | eMAXIS Slim 米国株式と妻の口座でeMAXIS slim 全世界株式に投資中。 主に教育費用に充てることが目的。 |
企業DC | 手数料の安い全世界株式を対象とした投資信託に投資中。老後に向けた資金拡大が目的。 | ||
投資信託 | 妻と共同で作った貯金を基につみたてNISAとは別枠で投資を検討中。 老後に向けた資金拡大が目的。 |
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暗号資産 (仮想通貨) |
ビットコイン,イーサリアム,XRP,ライトコイン,ビットコインキャッシュに投資中。 老後に向けた資金拡大が目的。 |
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キャッシュ フロー拡大 |
本業収入UP |
給与の最大化を狙い、日々スキルUP! |
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高配当投資 |
配当金を目的とし主に連続増配株を狙って米国株、日本株、ETFに投資中。 |
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トレード | FX |
トレードの収益を株式に配分することが最終目標。 |
最新の資産運用成績は下記記事を参照ください。
様々な投資のなかでも、日々のお小遣いUPを目的として米国株や日本株の連続増配株・高配当株に積立を行っています。
配当金が目的ですが、安易に配当利回りが高い株を選ぶのは危険です。
業績悪化に伴う価格下落によって一時的に配当利回りが高く見えている可能性があります。
そのような株に投資をすると、減配、もしくは、無配となってしまうかも知れません。
上記のような罠高配当株を避けるにはコツがいります。
割安のタイミングで購入する
今回は価格.com、食べログ等を運営する情報サイト運営会社の“カカクコム”の銘柄分析を記事にしました。
本記事では
カカクコムは将来に渡り配当金を出し続けられる優良企業なのか?
割安な株価はいくらなのか?
こういった疑問に答えていきます。
カカクコムに投資を検討している方の参考になれば幸いです。
その他の銘柄分析を参照したい方はこちら!
これらの分析はマネックス証券の10年スクリーニングをベースに作成してます。
マネックス証券の10年スクリーニングは過去10年間の財務データをすぐに可視化して分析できるので銘柄分析にはもってこいのツールです。
しかも無料で口座開設でき使用できる…!
ぜひ興味を持たれた方はご活用ください!
Contents
カカクコムの業績データ
売上高
売上高は本業の儲けを表す営業利益や配当金として支払われる純利益などの利益の源泉です。
売上高のチェックポイントは以下通り。
乱高下が激しい売上高であると、業績自体が不安定であるため、安定して配当金を支払うことができない可能性があります。
カカクコムの売上高推移は以下の通り。
長期的に右肩上がりのトレンドです。
1株あたり利益(EPS)
1株あたり利益はEarning Per Share 略しEPSとも呼ばれ、計算式は以下の通り。
1株あたり利益が伸びるということはそれだけ企業の収益が高まったことを意味します。
つまり、投資家にとって、1株あたり利益が伸びることで将来的に株価が上がるかも知れない、もしくは、配当を継続、増配してくれるかも知れないという期待が持てるということです。
上記を踏まえて、1株あたり利益(EPS)のチェックポイントは以下の通り。
カカクコムの1株あたり利益(EPS)の推移は以下の通り。
2021年に下落しておりますが、2022年には持ち直し始めています。
長期的に見れば右肩上がりのトレンドです。
営業利益率
営業利益率とは、売上のうち、どのくらいの割合が営業利益か判断する指標で、企業の本業による収益性を見るために使われます。
計算式は以下となります。
営業利益率が高ければ高いほど儲かるビジネスをやっていることになります。
チェックポイントは以下です。
自己資本比率
自己資本比率は、借金の割合のことで、企業が倒産しないかという安全性をチェックする指標になります。
計算式は以下となります。
営業活動によるキャッシュフロー
これがプラスでその金額が大きいほど、事業の“稼ぐ力“が強いことを意味します。
長期的に増加傾向であること
現金等
企業の究極的な目的は、キャッシュを稼いで、増やすことです。
現金が多い企業は以下の対応が取れます。
ビジネスチャンスがあれば大きな事業投資ができる
配当や自社株買いなどで株主に還元できる
カカクコムの配当金データ
1株あたりの配当金
→リーマンショックやコロナウィルスによる不景気時の配当金はどうだったか?
配当金の成長率
→増配率推移や連続増配年数
配当性向
カカクコムの割安・割高の株価(PER)
割安のタイミングで購入することについて解説していきます。
割安のタイミングで購入するをもう少し噛み砕いていうと、購入したい企業の株価が本来の価値より安いタイミングで購入することです。
では、割安・割高のタイミングをどうやって調べたらよいでしょうか?
それはPERという指標を活用し、過去の指標と現在の指標を比較して判断していきます。
更に、数字の客観的な判断を行うために”四分位数“を活用して決めた割安・割高の基準が以下の通りです。
=第一四分位数=データを小さい順から並べて最小から数えて4分の1(25%)の位置にある数字
割高
=第三四分位数=データを小さい順から並べて最小から数えて4分の3(75%)の位置にある数字
四分位数を活用することで、現在の株価(=真ん中に位置する50%)がどれくらいバラついているのか(割安寄り?割高寄り?)を判断することができます。
四分位数については以下を参照ください。
(こういう目的・活用から数学を教えてくれる先生がいれば自分はもっと数学好きだったかも…)
前置きは長くなりましたが、カカクコムのPERについて見ていきます。
カカクコムのPER
カカクコムのPER過去データをまとめると以下の通りです。
最大値 | 74.0 |
中央値 | 29.4 |
最小値 | 15.8 |
割安の目安 | 25.3 |
割高の目安 | 37.7 |
グラフにすると以下の通りです。
【期間:2006/4/3~2022/3/04, 出典:バフェットコード、マネックス証券】
PERの計算式は以下の通りで、上記の目安を見ながら現在の株価がどの位置にあるのか参考にしてください。
最後に
今回はカカクコムの銘柄分析を実施しました。
直近の配当性向が気になりますが、しっかりと稼げている企業なので注目です!
銘柄分析はこの本を参考にしてます!
最後に、投資効果を最大化するには投資への入金力(種銭、余剰資金)が欠かせません。
入金力の最大化は、まずは自分の現状(収入/支出)を把握し行動の改善に結び付ける必要があります。
現状を把握するために必要な家計簿、ポートフォリオ管理アプリについて以下記事にて解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
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ではまた!
”歩いた道こそ武勇伝”
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